あるコーヒー店の話

あるコーヒー店の話

あるオーナーは若い頃からコーヒー豆について独学し世界各地の産地を旅するほどでした。そんな店長曰く、珈琲豆の焙煎は予想以上に奥の深い世界だったそうです。その魅力を日本人にも少しでもいいから知ってもらいたいと思い、日本で生豆を仕入れて自家焙煎の世界にのめり込んでいったそうです。はじめは固定店を持つことはそれほど真剣に考えずにまずは移動販売で勝負したいと一念発起。キッチンカーでは焙煎した豆の販売に特化したもののじきに同じ場所での出店が難しいという問題がおこりました。珈琲豆は定期購入される場合が多いため、同じ場所で営業する方が有利です。けれども移動販売では毎日同じ場所で営業するのが難しかったため、いつしか固定の場所で豆を売りたいと思うように。のちに商店街の空き店舗に固定店をオープンできるようになったころ、珈琲豆を買い求める常連客が少しずつ増え始めました。

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